2026年のMotoGP日本グランプリは、10月2日〜4日にモビリティリゾートもてぎで開催されます。チケットの一般販売は2026年5月10日11:00にスタートしましたが、F1日本GPほどの瞬間的な争奪戦にはならない印象もあり、「発売日に動けなかったけど、まだ間に合うのかな」と気になっている方も多いはず。
本記事は、発売日に手を出せなかった人や、これから席を選ぼうとしている人に向けた「発売後の購入判断ガイド」です。MotoGP日本GPのチケットがまだ狙えるのか、どの席を選べばよいのか、駐車券やアクセスも含めてどう判断すればよいのかを整理していきます。
2026年MotoGP日本GPの開催概要とチケット発売の前提
まずは2026年MotoGP日本GPの基本情報と、チケット販売の前提を整理します。
| 正式名称 | MotoGP MOTUL GRAND PRIX OF JAPAN 2026 |
| 開催日 | 2026年10月2日(金)〜10月4日(日) |
| 開催場所 | モビリティリゾートもてぎ(栃木県芳賀郡茂木町桧山120-1) |
| チケット販売開始 | 2026年5月10日(日)11:00〜 |
| 販売チャネル | MobilityStation(一部チケットを除く) |
| 公式サイト | https://www.mr-motegi.jp/motogp/ |
販売開始日は2026年5月10日11:00で、基本的に開催当日(10月4日)までMobilityStation経由で購入できます。ただし席種によっては販売終了が早く、GPスイート系・エグゼクティブスイート/プライベートスイート・VIPテラスプレミアム・S席は9月22日まで、ファンシートや一部テラス・デッキ系の席は10月1日までと、それぞれ販売終了タイミングが違います。
本記事は、発売日に動けなかった私のような人や数日経ってからチケットを検討する人に向けた、発売後の購入判断ガイドとして整理しています。販売状況は記事公開時点の確認情報なので、最終的な在庫は必ず公式の販売ページで確認してください。
発売数日後の今、チケットはまだ間に合うのか|F1日本GPとの温度差
結論から言うと、発売から数日〜1週間程度の現時点であれば、MotoGP日本GPはまだ十分に検討余地があります。少なくとも、F1日本GPのように「発売直後からどんどん選択肢が狭まっていく」というタイプのレースではありません。
同じモータースポーツ最高峰の日本ラウンドでも、F1日本GP(鈴鹿)とMotoGP日本GP(もてぎ)では、チケット争奪戦の温度感がかなり違います。F1日本GPは発売開始日の11:00に仮想待合室から抽選で案内され、人気席やパドッククラブ系は数十分〜数時間でほとんど選択肢が無くなることもあります。一方MotoGP日本GPは、発売直後の瞬間風速がそこまで強くなく、発売後数日〜数週間経っても複数の席種が選べる状態が残っているケースが多いです。
昨年観戦に行った際には観戦を決めたのがわりと直前で、開催のちょうど1か月前にチケットを買ったんですが、V席も残っているところは残っていたし、駐車券も普通に買えました。キャパの問題もあるとは思いますが、発売開始1時間以内に臨時駐車場含め駐車券がほとんど売り切れてしまうようなF1日本GPとは少し勝手が違う印象です。
とはいえ「余裕で買える」というほど甘くもありません。GPスイート系や限定席、特別体験系のファンシート、そして駐車券は数に限りがあり、人気のものは発売後早い段階で売り切れることがあります。読者に伝えたい温度感は、「焦りすぎなくてよいが、後回しにしすぎない」あたりです。
F1日本GPのチケット事情と比較したい方はこちらもどうぞ。

公開時点のMobilityStation販売状況チェック
記事公開直前にMobilityStationの販売ページを確認した時点の状況です。チケットの在庫は常に変動しているため、購入前には必ず公式の販売ページで最新の状況を確認してください。
| 席種 | 販売状況 | 補足 |
|---|---|---|
| 16-23 ZERO円パス | 販売中 | 要引換 |
| 自由席(観戦券) | 販売中 | |
| V席 | 販売中 | V1上段席は完売 |
| A席 | 販売中 | |
| G席 | 販売中 | |
| Z席 | 販売中 | > |
| VC席 | 販売中 | VC-3エリア観戦券は完売 |
| S席 | 販売中 | |
| 応援席 | 販売中 | 一部の上段席は完売 |
| 車椅子席 | 販売中(残席わずか) | V6エリアは残席多い |
| GPスイート | 販売中(残席わずか) | |
| エグゼクティブスイート | 販売中(残席わずか) | |
| プライベートスイート | 販売中 | |
| VIPテラスプレミアム | 完売 | |
| グランデッキ(5名) | 完売 | |
| T5デッキ(6名) | 販売中 | |
| 1コーナースカイデッキ(6名) | 完売 | |
| 1コーナーペアシート(2名) | 完売 | |
| Vコーナーデッキ(5名) | 販売中 | |
| Vコーナーテラス | 完売 | 軒並み完売 |
| SORAサイト(6名) | 完売 | ワンちゃん同伴席あり |
| パドックパス | 販売中 | 金土日すべて販売中 |
| ピットウォークパス | 販売中 | 金土ともに販売中 |
| 4輪駐車券 | 販売中 | |
| 2輪駐車券 | 販売中 | |
| 【場外】4輪駐車券(土・日) | 販売中 | |
| コースサイドキャンプ駐車券 | 完売 | 4輪/2輪とも完売 |
| 指定駐車券 | 完売 | 販売中は次の2輪券のみ |
| 中央エリア2輪駐車券 | 販売中(残席わずか) |
※上記は公開直前の確認情報です。MobilityStationの在庫は常に動いているため、本記事を見てから購入を進める場合も、必ず最新の販売状況を公式販売ページで確認してください。
MotoGP日本GPのチケット種別と特徴を整理する
もてぎMotoGPのチケットは席種が多く、はじめての方は一覧を見ただけで迷いがちです。ここでは価格表ではなく、観戦価値ベースで5つのグループに分けて整理します。価格や販売期間の詳細は公式のチケットガイドを併せて確認してください。
自由席・G/Z/VC席などの指定席|価格を抑えて自由に観たい人向け
もっとも価格を抑えられるのが自由席(観戦券)と、指定席エリアの中でも比較的リーズナブルで自由席との行き来がしやすいG/Z/VC席です。自由席は券種に関係なく、当日好きな場所を選んで観戦できる席なので、コース内を移動しながらいろいろなコーナーを楽しみたい方に向いています。その場合は、指定席の中でもスタンド系ではないG/Z/VC席がおすすめです。
反面、場所取りには早めの行動が必要で、人気スポットは午前中の早い時間に埋まることもあります。荷物や折りたたみ椅子の準備、日差し・雨対策など、自由席ならではの装備も意識しておくと安心です。
V席・A席・S席|王道のレース観戦、ファンシートもあり
スタンド席は、レースのスタートとゴールを見ることができ、大型ビジョンで展開を把握できたり、イベントのメイン会場の近くなど、レース観戦の王道ともいえる席です。中でも、もてぎでは一番コースに近いV席がメインスタンドです。V席にはファンシートも設けられ、応援グッズを身に着け、推し仲間とともに盛り上がりたい人におすすめです。
王道ながらも少し価格を抑えたい、そんな場合はA席もおすすめ。近年はメインの座をV席に明け渡しましたが、かつてのメインスタンドなので間違いはありません。逆に、スイート系などまでいかなくても少しプレミアム感を出したいときは、S席もオススメ。少し広めの座席で、3日間ともドリンクがついてきて決勝日にはお弁当もいただけます。数量限定ですが、専用の指定駐車場も買えるので移動も快適です。
初観戦で迷ったら、座面が用意されていて視界が広い指定席を選んでおくと、レース全体の流れを把握しやすく失敗が少ない選び方になります。各エリアの見え方は、過去のもてぎ観戦記事も参考にしてください。

ファンシート・パドックパス・ピットウォークパス|特別体験を狙う
ファンシートは、メーカーやライダー単位で応援する一体感のある席で、推し応援派にはたまらないエリアです。パドックパスやピットウォークパスは、通常入れないエリアに足を踏み入れたり、ピット作業を間近で見たりできるチケットで、レース観戦そのものというより「現場体験」を価値とする席種です。
これらの席は枚数が限られているため、発売後の早いタイミングで売り切れることがあります。特別体験系を狙うなら、優先度を高くして在庫を確認しましょう。
GPスイート・テラス・デッキ系|快適性とホスピタリティ重視
GPスイート系、エグゼクティブスイート/プライベートスイート、VIPテラスプレミアム、各種テラス・デッキ席は、観戦そのものに加えて快適性とホスピタリティを重視した席種です。座席のグレード、空調・屋根の有無、飲食やラウンジの有無などに違いがあります。
これらの席は価格帯が高く、販売終了時期も比較的早めに設定されているものがあります。GPスイート系・エグゼクティブスイート/プライベートスイート・VIPテラスプレミアム・S席は9月22日まで、一部テラス・デッキ系は10月1日までといったように、席種ごとの販売期限を必ず確認してください。
16-23 ZERO円パス|若年層向けの無料パス
16-23 ZERO円パスは、対象年齢の若年層向けに発行される無料パスです。MotoGPを次世代のファンに広げていくための施策で、対象になる方は早めに申し込みを検討するとよいでしょう。詳細は公式の16-23 ZERO円パス案内ページで対象年齢・受付条件・観戦エリアを確認してください。
目的別おすすめ|初めてのMotoGPもてぎ、どの席で観る?
「結局どれがおすすめなの?」と聞かれることが多いのですが、観戦の楽しみ方は人によって違うので、ここでは「この席が一番」という言い方ではなく、目的別に向いている席を整理します。
価格を抑えたい人|自由席
とにかく予算を抑えたい場合は、自由席(観戦券)が第一候補になります。場所取りの手間はかかりますが、コース内を移動しながらいろいろな視点で観られる自由度の高さは指定席にはない魅力です。
価格を抑えたうえで指定席を確保したいという場合には、A/G/Z/VC席が候補です。2026年度の価格で言えば20,000円以内なので、予算を抑えて指定席を確保できます。スタンド・V字コーナー・90°コーナーの好きな場所に陣を構えましょう。
無難に楽しみたい初観戦の人|A席
初観戦で失敗したくない方は、視界が広く座席も確保される指定席系(メインストレート寄りのS席系、あるいはA席系)が無難です。スタートやコース全体の動きを把握しやすく、レースの構造そのものを理解する観戦としては最初の1回目に向いています。A席であれば、比較的リーズナブルでもあります。
個人的な所感ですが、初心者の方はレースは少し高い位置の席から俯瞰して見られる席がいいかなと思っています。迫力も味わいたいところではありますが、それは金土で味わっていただき、レースは俯瞰してみながら楽しみましょう。イメージで言えば、TV観戦+現地感が味わえるイメージでしょうか。
スタート・メインストレートの迫力を見たい人|V席
レースのスタートシーンや、ストレートでマシンが加速していく音と速さを味わいたいなら、ほぼV席一択です。スタートの混戦、ピット作業、表彰式の雰囲気まで、レースの「節目」を一望できるのが強みです。ビクトリーコーナー側と1コーナー側でも感じ方が変わるので、加速感ならビクトリーコーナー側、最高速なら1コーナー側で選ぶといいと思います。
コーナーの迫力やバトルを近くで見たい人
マシンが大きく寝るコーナリングや、ブレーキング勝負・オーバーテイクの瞬間を間近で見たいなら、コーナー寄りのG席・Z席・VC席などが候補になります。もてぎはテクニカルなセクションが多く、コーナーごとに違う表情があるため、何度も観戦している人ほど好みのコーナーが分かれます。
ちなみに、TKDは初めてのMotoGP以外は、ZかVC席で見ています。S字からV字コーナーに抜けていくコーナーが連続したセクションを見渡すVC席、もてぎで最高速のダウンヒルストレートからのフルブレーキングで勝負をかける90°コーナーを外側から見るZ席に、内側から見るG席。4輪でも面白い席ですが、2輪では個人的に特におすすめしたい席です。
推しライダー・メーカーを応援したい人
応援したいライダーやメーカーが決まっているなら、メーカー応援エリアやファンシートが候補になります。同じ思いのファンが集まる席は、応援の一体感が魅力です。チームカラーやのぼり、声援が一気に揃う雰囲気は、ホームグランプリのもてぎならではです。応援グッズもゲットできちゃいます。
家族・子連れでゆったり観たい人
小さな子ども連れや家族でゆったり観たい場合は、座席が確保されて視界も広い指定席や、屋根付きのテラス・デッキ系が候補になります。トイレ・売店・移動経路にアクセスしやすい位置を意識して席を選ぶと、当日の負担がぐっと減ります。
パドック・ピットウォークなど特別体験を重視したい人
レースを観るだけでなく、普段は入れないエリアでマシンやチームを間近に感じたいなら、パドックパスやピットウォークパスを優先的に検討します。枚数が限られているので、興味がある人は早めの在庫確認が前提です。
席と一緒に決めたい|もてぎのアクセスと駐車券
もてぎ観戦で見落とされがちなのが、席そのものよりアクセスが先に詰まるパターンです。鈴鹿サーキットと違ってもてぎは最寄り駅から距離があり、当日のアクセス手段によって行動計画が大きく変わります。席を決めるとき、アクセス手段とセットで考えることを強くおすすめします。
車で来場するなら|駐車券は席より先に確認する
車で来場する場合、駐車券の確保はほぼ必須です。場内駐車券だけでなく場外駐車券・予約制シャトルバスの設定もあり、種類によって入場ゲートまでの距離や利便性が変わります。例年、人気の場内駐車券は早めに売り切れる傾向があるため、席を決めると同時に駐車券もチェックするのが鉄則です。
正直、指定駐車券でないのであれば、結構遅くまで残っているので、そこはあまり心配ないですが、当日は少し注意が必要です。できれば早めに現地に到着するようにしてください。場内駐車場に入れればいいですが、出遅れると遠い場外に行くパターンもあるので、早めに行くに越したことはないです。
駐車場の場所・距離感の詳細はこちらの記事で整理しています。

公共交通・シャトルバス・アクセスツアーの選び方
車以外で行く場合は、最寄り駅からの路線バスやシャトルバス、宿泊とセットになったアクセスツアーが選択肢になります。決勝日は移動時間が長くなりがちなので、観戦後の帰路まで含めて余裕のあるスケジュールにしておくと安心です。
宿泊地とアクセス手段をまとめて検討するなら、もてぎ観戦全体のガイド記事も参考にしてください。


チケット購入で気をつけたいこと
最後に、購入時に押さえておきたい注意点をまとめます。
- 正規販売ルート以外でチケットを買わない:MotoGP日本GPのチケットは、MobilityStationや公式が案内している販売窓口で購入するのが基本です。正規窓口以外で出回っているチケットは、トラブルや無効化のリスクがあります。
- 転売は利用しない:どうしても行けなくなった場合は、家族や親しい知人への譲渡や公式のリセール枠を活用してください。個人間の転売はトラブルの元です。
- 在庫状況は常に変動する:本記事で「販売中」と書かれている席種でも、確認時点以降に完売することがあります。逆に、キャンセル分が戻って再販されるケースもあります。
- 最終確認は必ず公式ページで:価格・販売期間・対象年齢・観戦エリアは予告なく変更される可能性があります。購入前に公式のチケット情報ページを確認してください。
- 席種ごとの販売終了日に注意:GPスイート系・S席などは9月22日、ファンシートや一部テラス・デッキ系は10月1日が販売期限です。直前に動こうとすると間に合わない席種があります。
まとめ|出遅れてもまだ狙える、ただし人気席と駐車券は早めに
2026年MotoGP日本GPのチケットは、F1日本GPほどの瞬発力勝負ではなく、発売後しばらく経ってからでも検討余地が残るタイプのチケットです。発売日に動けなかった人でも、まだ十分に狙える可能性があります。
一方で、GPスイート系やファンシート、人気の駐車券などは早めに動いた方が安心です。席そのものだけでなく、駐車券・シャトルバス・宿泊まで含めて「観戦の組み立て」として考えると、当日の満足度が大きく変わります。
今から動くなら、まずは公式のチケット情報ページで残席を確認し、自分の観戦スタイルに合った席と駐車券をセットで押さえていきましょう。
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