国内主要サーキットで、唯一TKDが行ったことのない場所。
オートポリスです。
気がつけば、いつの間にか「ここだけ未訪問」が当たり前のような状態になっていました。
今回から書いていくのが、オートポリス遠征計画です。
ずっと「そのうち行きたい」で止まっていたこの場所に、なぜ今あらためて向き合うことにしたのか。
零では、その始まりの理由を整理しておこうと思います。
最後まで残った、国内主要サーキット
鈴鹿、富士、もてぎ、岡山、SUGO。
人によって線引きは多少違うとは思いますが、国内主要サーキットと言われたら、TKDの中ではこのあたりがすぐに浮かびます。
並べてみると、すでに行ったことがあるのは5つ。
そして、残っている場所が1つだけあります。それが、オートポリスです。
鈴鹿やもてぎは10回以上、富士も10回近く、SUGOも5回以上。かなり遠い岡山にだって行きました。
でも、オートポリスには行ったことがありません、
「主要サーキットの観戦ガイドを書いている人間が、オートポリスだけは行ったことがない」。
言ってしまうと、わりと笑えない事実です。
記事の中ではちょくちょく触れてきましたが、こうして1カ所だけ残っているのを並べて見ると、そろそろ向き合うべき場所だな、という気持ちになってきます。
各サーキットを書いてきたからこそ、気になり始めた
不思議なもので、「行ったことがある場所」を記事にすればするほど、「行ったことがない場所」のほうが、相対的に大きく見えてきます。
鈴鹿の観戦ガイドを書くとき。富士の現地レポを書くとき。もてぎや岡山のチケット解説を書くとき。
そのたび心のどこかで、オートポリスのことを考えていた気がします。
「あの記事は書けたな。あの記事も書けた」。
実体験のあるサーキットほど、書ける記事が増えていきます。
逆に、行ったことのない場所は、いつまでも書けないままです。
オートポリスについては、ネットや雑誌、誰かの観戦記から得た情報しか、TKDの中には積み上がっていませんでした。
これは、ブログを続けるほどに地味に効いてきた感覚です。
書ける場所のリストが増えるほど、書けない場所が、リストの最後にくっきり残ります。
ある時期から、その最後の1行をどこかで気にしながら、他のサーキットの記事を書いていた気がします。
オートポリスだけが未訪問であることの意味
ここで自分でも面白いと思ったのは、感覚の主役が、いつの間にか入れ替わっていたことです。
これまで漠然と持っていたのは、「オートポリスに行きたい」という気持ちでした。
それが最近は、「オートポリスだけ行っていない」という違和感のほうが、明らかに前に出てくるようになりました。
行きたい場所、興味のある場所はほかにもたくさんあります。海外のサーキットだって、まだ知らない国内のローカルコースだって、いつかは行ってみたい。
でもオートポリスは、いつのまにか「行きたい場所」というくくりからスッと外れて、「最後の1カ所」として残っているような状態になっていました。
このシリーズの中で先に言い切ってしまうと、零の主役はここです。
オートポリスについて、新しい情報が出てきたから動き出した、という話ではありません。
事実関係はずっと前から変わっていません。九州にあって、山の中で、関東から行こうとすると一気にハードルが上がる。
変わったのは、TKDの中でのオートポリスの位置づけのほうです。
「最後の未踏主要サーキット」という心理的な存在感が、ある時から無視できないサイズになっていた、という話だと思っています。
たぶん、「行ってみたい」が「計画する」に変わる瞬間というのは、新しい情報を見つけたタイミングではなく、自分の中の引っかかりが一定のサイズを超えた瞬間なんだと思います。
それでも今まで行かなかった理由
では、ここまで未訪問のままだったのはなぜか。
正直に書くと、「そのうち行ける」と思い続けてきたから、です。
鈴鹿や富士は、関東からでも週末1〜2日あれば組み立てられる感覚があります。
岡山は新幹線でも意外といけるし、もてぎ・SUGOは関東から車を出す前提なら現実的な距離です。
それに対して、オートポリスだけは、最初から「あ、これは別物だ」感がありました。
飛行機を取って、空港から先の移動を考えて、宿を決めて、現地で動く手段を別に確保して…と、組み立てる要素が一段多い。
強い理由があれば乗り越えられたのかもしれませんが、「強い理由」も自分の中に育てていませんでした。
「行きたい場所」のままだと、たいてい年間の優先順位の上位には来ません。
鈴鹿の決勝チケットを取るほうが先で、富士の8耐に行くほうが先で、毎年そうやって過ぎていきました。
気づくと、オートポリスだけが「来年こそ」のリストにずっと残り続けている、という状態でした。
このあたり、書きながら行き方や費用の話に踏み込みたくなりますが、それは序と破に譲ります。
零で語っておきたいのは、現実の障害より先に、「自分の中での優先順位」のほうが、一番のハードルだったということです。
だからまず、春のSUPER FORMULAで検討してみる
「そのうち」のままだと、たぶん来年も再来年も同じことを書いている気がします。
なので、ちょっとだけ意地を張って、ちゃんと計画として組んでみることにしました。
それが、このオートポリス遠征計画というシリーズです。
2026年は、春と秋の2回を検討します。
第1次は、春のSUPER FORMULA。第2次は、秋のSUPER GTを想定しています。
どちらかが現実に行ける形になればよし、両方とも難しいとなったら、その判断の過程を記録としてそのまま残します。
願望のまま記事を続けるより、計画として一度ちゃんと向き合ったほうが、自分にも読者にも嘘がない記事になる、と思っています。
まずは、春のSUPER FORMULAに向けた第1次遠征計画から動き始めます。
アクセスをどう組むか。費用と日程はどう収まるか。最終的に、行く判断ができるか。
そのあたりを、序・破・急の順番で、ひとつずつ考えていきます。
オートポリス遠征計画・総
オートポリス遠征計画の全貌です。
2026年は春秋2回の検討を行います。
オートポリス遠征計画・零(本記事)
シリーズ全体の起点として、なぜこの企画が始まったのかを整理した記事です。
第1次オートポリス遠征計画
春のSUPER FORMULAに向けた第1次検討です。
序:アクセス・宿泊調査編

破:予算・日程検討編

急:遠征実行可否判断編

第2次オートポリス遠征計画
秋のSUPER GTに向けた第2次検討です。
序:アクセス・宿泊調査編
2026年7月公開予定
破:予算・日程検討編
2026年7月公開予定
急:遠征実行可否判断編
2026年7月公開予定
関連リンク|国内主要サーキット観戦ガイド
他の国内主要サーキットの観戦ガイドはこちらからご確認ください。
鈴鹿サーキット

富士スピードウェイ

モビリティリゾートもてぎ

岡山国際サーキット

スポーツランドSUGO
2026年6月ごろ公開予定
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