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Anker Nano Charging Station 7-in-1レビュー|100W出力&巻取り式USB-Cで据え置きも出張も快適

2ポート(C1+C3)使用時の出力値。合計値で93W以上とこちらも公称値と近い実力。 PC & Gadget Region
2ポート(C1+C3)使用時の出力値。合計値で93W以上とこちらも公称値と近い実力。
記事内に広告が含まれています。また、体験・感想は筆者の主観によるものであり、内容を保証するものではありません。

製品概要|Anker Nano Charging Station 7-in-1とは

Anker Nano Charging Station 7-in-1は、USBポートとACコンセントをひとまとめにした多機能充電ステーションです。

巻き取り式のUSB-C×2、USB-Cポート×1、USB-Aポート×1、ACコンセント×3を備え、最大100W出力に対応。
ノートPCやスマホ、タブレットなど複数デバイスを同時に充電できます。

特徴的なのは、巻取り式のUSB-Cケーブルを本体に内蔵している点。
必要なときにサッと引き出せ、使わないときはスッキリ収納可能です。

ケーブルを別途持ち歩く必要がないため、デスク周りの整理にも適していますし、出張や外出時に「ケーブル忘れた!」という事態を防げます。

対応デバイスは幅広く、MacBook Air/Pro、iPad、iPhone、Androidスマホ、ゲーム機(Nintendo Switchなど)にも給電可能。
自宅用としても、モバイル用としても活躍します。

項目製品仕様等
サイズ約121 × 73 × 53mm
重量約570g
入力100-125V ~ 50 / 60Hz, 11A (定格電力 1000W)
出力単ポート利用時
USB-C1 / C2 / C3 : 5V ⎓ 3A / 9V ⎓ 3A / 12V ⎓ 3A / 15V ⎓ 3A / 20V ⎓ 5A (最大100W)
USB-A : 5V ⎓ 2.4A(最大12W)

2ポート利用時 (最大100W)
USB-C1 + USB-C2 / USB-C3 : 67W + 33W / 50W + 50W
USB-C2 + USB-C3 : 67W + 33W / 50W + 50W
USB-C1 / USB-C2 / USB-C3 + USB-A : 88W + 12W

3ポート利用時 (最大100W)
USB-C1 + USB-C2 + USB-C3 : 34W + 33W + 33W / 46W + 27W + 27W
USB-C1 + USB-C2 / USB-C3 + USB-A : 55W + 33W + 12W / 45W + 43W + 12W
USB-C2 + USB-C3 + USB-A : 33W + 55W +12W / 43W + 45W + 12W

4ポート利用時 (最大100W)
USB-C1 + USB-C2 + USB-C3 + USB-A : 30W + 28W + 30W + 12W
※USB-C1 / C2は、巻取り式USB-Cケーブルです。

最大合計出力100W(USBポートのみ)

公式サイトから抜粋

開封&外観レビュー

Anker Nano Charging Station 7-in-1開封の図。本体と説明書などが入っている。

Anker Nano Charging Station 7-in-1開封の図。本体と説明書などが入っている。


パッケージはAnkerらしいブルーとホワイトのシンプルデザイン。
本体のほか、取扱説明書と保証書が同梱されています。

本体はマットな質感で、指紋が目立ちにくく高級感があります。
前面にはディスプレイがあり、充電状況など一目で確認できます。
上面手前側のボタンで、ディスプレイは切り替え可能です。

ポート類は、正面から見て以下のように配置されています。

  • 左側面:巻き取り式USB-C(C1)
  • 右側面:USB-C(C2)、巻き取り式USB-C(C3)、USB-A(A)
  • 背面:ACコンセント×3

※()内は、ディスプレイの各ポート出力画面での表記名です。

サイズは約121 × 73 × 53mmで、重量は約570g。
電源コードはあるものの、モバイルバッテリーよりやや大きい程度で、出張バッグにもすんなり入ります。

巻き取り式USB-Cのケーブル収納はリール式で、指で軽く引き出すと必要な長さで止まり、軽く引くと自動で巻き戻ります。
引き出し・収納の感触はスムーズで、安っぽさはありません。
また、収納後は端子がマグネットで本体にピタッとつくので、収まりがとてもいいです。

充電性能テスト(実測)

いくら仕様で高性能をうたっていても、実測で出なければ何の意味もありません。
ということで、充電出力を実際に計測してみました。
計測値については、Anker製品の出力表示を信頼して正としています。

実測環境

実測は、以下の条件やデバイスと使用して行いました。

項目条件・機材等
入力家庭用AC100Vコンセント
充電デバイス1Anker Power Bank 25000mAh
充電デバイス2MSI Prestige-13-AI+Evo-A2VMG-6403JP
充電デバイス3iPad Air 第5世代
充電デバイス4iPhone15 Pro

実測値まとめ

まずは実測値をまとめておきます。
比較的公称値に近い値が出ていたのではないでしょうか。
詳しくは、次の章以降でご確認していきます。

出力ポートC1C2C3ATotal
C197.3W97.3W
C297.4W97.4W
C397.4W97.4W
A11.6W11.6W
C1+C245.3W48.9W94.2W
C1+C348.3W45.5W93.8W
C2+C348.7W45.4W94.1W
C1+A85.4W7.0W92.4W
C2+A86.3W7.1W93.4W
C3+A85.7W7.0W92.7W
C1+C2+C332.4W26.8W23.3W82.5W
C1+C2+A41.4W40.8W7.1W89.3W
C1+C2+C3+A28.7W21.8W24.8W7.3W82.6W

単ポート使用時

単ポート(C1)使用時の充電出力。公称値100Wに近い値が出ている。

単ポート(C1)使用時の充電出力。公称値100Wに近い値が出ている。

単ポート使用時は、すべて充電デバイス1 Anker Power Bank 25000mAhを使用して計測。
Anker Power Bank側でも入力W数が出るため、比較をとっています。

その結果、すべてのポートで公称値から3%以内の出力が出ていました。
単ポートの実力は申し分なしです。

2ポート使用時

2ポート(C1+C3)使用時の出力値。合計値で93W以上とこちらも公称値と近い実力。

2ポート(C1+C3)使用時の出力値。合計値で93W以上とこちらも公称値と近い実力。

2ポート使用時は、USB-C同士の際は、充電デバイス1 Anker Power Bank 25000mAhと充電デバイス2 MSI Prestige-13-AI+Evoで計測しています。
USB-CとAを使う際は、USB-Cに充電デバイス1 Anker Power Bank 25000mAh、USB-Aに充電デバイス4 iPhone15 Proを使用しています。

計測の結果はこちらも良好です。
USB-C同士では合計94W程度、USB-C+USB-Aでも93W程度と7%以内の損失で抑えています。
十分な出力を確保できていて、申し分ない実力です。

3ポート使用時

2ポート(C1+C2+C3)使用時の出力値。合計値で90Wに届かず公称値からの損失が少し大きいが、モバイル端末を充電するには十分。

2ポート(C1+C2+C3)使用時の出力値。合計値で90Wに届かず公称値からの損失が少し大きいが、モバイル端末を充電するには十分。

3ポート使用時は、USB-C同士の際は、充電デバイス1 Anker Power Bank 25000mAhと充電デバイス2 MSI Prestige-13-AI+Evo、充電デバイス3 iPad Air第5世代で計測しています。

結果ですが、USB-Aを絡めた時で89.3W、USB-C同士の時では82.5Wと少し公称値からは離れてしまいました。
やはり、同時充電の台数が増えるほど効率は落ちてしまいますね。
ただ、使用しているデバイスの入力上限などもあるので一概には言えませんが…

実力的には、各ポート20W以上は出ているため、スマホなどであれば3台同時急速充電は可能かと思います。
また、USB-Aを使用している際はUSB-Cで40W以上出ていますので、モバイルノートなんかも充電可能でしょう。
そういった意味では、旅行や出張先のホテルで使用するにはいいかもしれません。

最後に、USB-Aを絡めたパターンは1パターンしかできていないのは悪しからず。
今までの結果からほぼ同じになるはずなので、割愛です。ご了承ください。

4ポート使用時

全ポート使用時の出力値。合計値で82.6Wと公称値からの損失が大きめ。ただ、すべてのUSB-Cで20W以上でているので、スマホやタブレットの充電には十分な実力。

全ポート使用時の出力値。合計値で82.6Wと公称値からの損失が大きめ。ただ、すべてのUSB-Cで20W以上でているので、スマホやタブレットの充電には十分な実力。

4ポート使用時は充電デバイス1~4すべてを使用しています。

結果としては、合計82W程度と20%近い損失が出てしまっていて、少し残念な結果です。
こちらも使用しているデバイス都合がある可能性はご了承ください。
とはいえ、3ポート時と同様にすべてのUSB-Cで20W以上は担保できています。

例えば、プライベート用iPhone、仕事用iPhone、iPad、ワイヤレスイヤホン、の4台同時充電などであれば非常に快適に使えるのではないでしょうか。
会社用の端末が支給されていて、出張が多い方などにはよさそうです。

実測値総評|実力は申し分なし!ただ、3台以上は注意が必要

ポート使用数ごとに見てきましたが、

2台までであれば高出力が必要なPCの充電も余裕、
3台でもPC含め充電可能な実力は保有、
モバイル端末とイヤホンなどであれば4台でも高速充電可能

と、総合的に見れば実力は十分といえるでしょう。
3台以上同時充電で損失は多少多くなるものの、検証に使用したデバイスの都合もあるかもしれませんので。

GPUありの高性能ノートの利用は厳しいですが、モバイルノート利用者の仕事・出張利用などには優秀な相棒になってくれるでしょう!

使い勝手レビュー(デスク/出張/観戦現場)

デスク据え置きと出張や旅行・遠征時の使い勝手を比較していきます。
個人的には仕事用デスクに置くほうがおすすめですかね。

デスク据え置き(自宅・職場)編

デスクに据え置きで使う場合、常設の充電ステーションとして活躍します。
巻き取り式のケーブルのため、使わないときは綺麗に収納可能で整理整頓にも役立ちます。

常時使うものはACコンセントやUSBポートで、ノートPCやスマホなどの充電時は巻き取り式USB-Cで、と使い分ければ、すっきりとしたデスク環境が手に入ります。

欲を言うなら、iPhoneユーザーにとっては、上面にMagSafe充電でもついていると、気持ち的に良かったかもしれないです。

また、現在で会社のデスク据え置きで使っていて、常時ノートPCに挿しっぱなしにして、適宜iPhoneやヘッドセットを充電していますが、発熱もそれほどないです。
上面を触っても暖かいくらいですし、モニターで見ても安全範囲から出ることはないです。

出張・旅行・遠征編

出張や旅行先で滞在する際、家族で同じ部屋だったり、持っていくデバイスが多い人には向いています。
私もノートPC、iPad、iPhone、スマートウォッチ、などなど持っていくのでありがたいです。

ケーブルがなくても使えるのが、地味に大きな利点です。

ただ、スーツケースや旅行バッグに入れてしまえば気にならないと思いますが、本体サイズと取り外し不可の電源ケーブルが少し邪魔に感じる可能性も。
取り外し可能なタイプだったら、より良かったかもしれないです。

なので、個人的には旅行先に持っていくのであれば、Anker Charger (140W, 4 Ports) with USB-C & USB-C ケーブル でもいいかね、と思っています。

気になる点・注意ポイント

重量は約570gと、充電ステーションとしては軽量コンパクトであるもの、手荷物に入れてしまうとジワリと重量を実感しそう。
日帰りから1泊程度の短期出張などが多く、バッグの軽量化を最優先する人には向かないかもしれません。

そして当たり前ですが、同時出力時は合計100Wを分配するため、1ポートあたりの出力が下がります。
ノートPCや大容量モバイルバッテリーの充電など高出力が必要な場合は単独接続を推奨します。

また、内蔵ケーブルは交換できないため、断線や規格の変化(将来的なUSB規格の進化)に備えることはできません。
長く使う前提なら、この点は理解しておく必要があります。

まとめ|こんな人におすすめ

Anker Nano Charging Station 7-in-1は、以下のような人にぴったりです。

  • 出張や旅行が多く、ケーブルを忘れがちな人
  • ノートPC・スマホ・タブレットをまとめて充電したい人
  • 自宅・ホテル・イベント会場で配線をスッキリさせたい人
  • 比較的長期滞在の出張・旅行などが多い人

巻取り式ケーブルの快適さと100W出力の安心感を両立した、据え置き&モバイル兼用の便利な充電ステーション。
荷物のミニマル化と充電効率化を同時に叶えたいなら、一考の価値ありです。

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